時間に追われないためのITエンジニアの心の整え方

日々迫ってくる締め切りに追われて仕事をし続けるエンジニアは本当にストレスの高い仕事だと思います。

そもそも仕事に追われないようにするために、スケジューリングをしたり、周りと調整したり、生産性を高めたりと様々な対策がありますが・・・

ここでは、「締め切りまで残り3時間しかない!」と焦りの極地の状態に陥りそうな時に効く、心の持ち方「マインドフルネス」について紹介します。

マインドフルネスとは、

今自分に起こっていることを、判断や批判なくそのまましっかり認識すること


マインドフルネスは状態であり、この状態を得るために効果的なのが瞑想です。

でも、仕事中に瞑想ってしづらいですよね。

突然隣のエンジニアが座禅を組みはじめたら、ちょっと驚きます。

私もみなさんにそのような行動をお勧めしようとしている訳ではありません。

ずばり、次の2つがオフィスでは良いと思っています。

  1. 椅子に座ったまま、マインドフルネスな状態で呼吸をする
  2. マインドフルネスな状態で、トイレに行って戻ってくる

1のマインドフルネスな状態で呼吸をするというのは、難しく考える必要はなくて、吸う息と吐く息に、程よく集中することで可能です。

吸う時に1、吐く時に2、次に吸う時に3、次に吐く時に4というように、心の中でカウントアップしていき、8までいったら完了です。

この呼吸の際、様々なことが心に浮かんでくると思います。

「あ〜バグが消えない!」とか、「○○さん、あんな指摘の仕方しなくたって良いのに・・・」とか。

頭について離れないということもありますが、それらはよくあること。

その思いを拒絶するのではなく、ただ見つめ、気づきます。

その後、そっと自分の呼吸に意識を戻します。

そしてまたカウントアップを続けます。

 

2のトイレに行って戻ってくるのは、別にトイレじゃないとダメという訳ではなく、姿勢を変えて、意識も変えることができれば、どこに行っても大丈夫です。

ここでの注意は、歩く時に自分の歩くテンポに意識を程よく集中する点です。あなた自身のペースで早くもなく、遅くもないペースで歩き、ただ歩く際のテンポに意識を集中します。

この時も、様々なことが心に浮かんでくると思いますが、浮かんできた思いを拒絶するのではなく、ただ見つめ、気づきます。

その後、そっと自分の歩くテンポに意識を戻します。

 

これらをやるだけで、あなたが仕事に戻った時、意識がクリアになり、程よい集中力で高い生産性を発揮できるはずです。

時間に追われている時に、大切なのは、締め切りなどのリミットの不安に苛まれることではなく、「今」という時間にフォーカスし、高い生産性を発揮することです。

マインドフルネスという技術は、この「今」に集中する手助けをしてくれます。

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